[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
またボカロかよ。。
そぉぅだよ。ボカロだよ。
『カムパネルラ』という曲です。
きっと『銀河鉄道の夜』をモチーフにした作品なんだろうね。
ちょっと歌詞を掲載。
---
『カムパネルラ』
作詞作曲:ささくれP
銀河のさかな あいたいよ・・・
届かぬ想い届けたくて
カワグェーテの 紙飛行機に
ありったけの想いのせて 放つ
ゆるり弧を描いたそれは、ほたりと落ちた
はじめからね 紙飛行機(こんなもの)じゃ
届くはずないこと知ってたんだ
『それだけ遠く それだけ遠く
君が行つてしまつただけさ』
それだけなんだ。
それだけなんだ。
銀河のさかな あいたいよ・・・
届かぬ想い届けたくて
サーカトーヴォの おさない気球に
ありったけの想いのせて 放つ
ひさひさと浮かぶそれは、まるでイツカの-
はじめからね 気球(こんなもの)じゃ
届くはずないこと知ってたんだ
『それだけ遠く、それだけ遠く
君が行つてしまつただけさ』
はじめからね 気球(こんなもの)じゃ
届くはずないこと知ってたんだ
『それだけ遠く、それだけ遠く
君が行つてしまつただけさ』
それだけなのに。
それだけなのに。
「ナルメリウスの 宇宙の舟。
ありったけの想いのせて、今、あいにいくから。」
はじめからね 宇宙舟(こんなもの)じゃ
届くはずないこと知ってたんだ
『それだけ遠く、それだけ遠く
君は行ってしまったのです』
はじめからね 宇宙舟(こんなもの)じゃ
あえるはずないこと知ってたのに。
それでも僕は-。
それでも僕は-。
---
なんかね。
歌詞が気に入ってしまって。
音楽を聴いてくれるとわかると思うんだけど、
『もう会えない』感が滲み出してくるのです。
『銀河鉄道の夜』もすごく寂しさの残る、
『もう会えない』感まるだしの作品だけど、
この曲もそんな感じ。。
そして、歌詞がいい。。
こんなものじゃ会えるはずないこと知ってたのに~。
それでもボクは。
それでもボクは
どんなことをしても超えられないへだたり。
宇宙船をもってしても、届かない距離。
人類のすべての英知を集めても、ちっとも縮まらないもの。
そんなものが、本当にあって、
そして、「それでもボクは!」と言いたくなる思い。
この思いは、なんだろう??
どうして、こんなにも、この思いに感動するんだろう。
ボクは、この歌の中に、神様の愛を見た。
神様の聖は、人間と神様の間にあるへだたり。
その差は、どんな人間の英知をもってしても埋められない。
飛び越えることはできない。
会いたいけど、会えない距離だ。
人間は、この距離の前に絶望しかない。
だけど、神様は、この距離を越えて、こちらに来た。
「それでもボクは!」と言って、この距離を越えてきた。
それが神様の愛。
神様がその壁を越えるのに、どれだけの犠牲を払ったか、
理解を超えている。
それほどの犠牲を払ってでも、「ありったけの思いのせて」逢いに来たのだ。
そんなことを重ねてこの曲を聴いてしまう。