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サムライくりすちゃんを目指す、一クリスチャンのにっき
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 435  The Pacific
2週間かけて、The Pacificを観た。

Band of Brothersは、
第二次世界大戦の欧州戦線のドラマ。
Saving Private Ryanで、スピルバーグがアカデミー賞を受賞して、
今度は似たような題材でTVドラマを作る。
と言ったフレコミで、日本でも結構有名だった。
しかも、共同プロデューサーとして、
Saving Private Ryanの主演であるトム・ハンクスの名前もあった。
このBand of Brothersは、
戦争を描いたドラマとして、かなり凄惨だし、
変な言い方だけど、いい戦争ドラマだと思う。

でも、日本は絡んでこない。。
だから、ある意味で、第三者として見れる自分がいる。

Band of Brothersは、ミシシッピにいる時に観た。
全部観たかどうか・・定かではない。。
去年だったか、このドラマに続きがあることを知った。
タイトルは、The Pacific
太平洋戦争だ。
つまり、今度は、日本とアメリカの戦争なのだ。

戦争映画にハッピーエンドはありえない。
どんな戦争映画もそうなる。
プロデューサーである、トム・ハンクスは、
予告編の中でもこう話している。
「兵士達の体験した地獄を見せたかった。」
その言葉通り、
全10回のドラマは、最初から凄惨な場面が多い。
そして、回を重ねるごとに熾烈さを増していく。
毎回、ドラマの冒頭に、体験者のインタビューと背景の説明がある。
そこに流れる記録映像も悲惨だ。
本編の方がキレイに見えてくるくらいだ。
太平洋戦争は、欧州戦線と違って、ジャングルが決戦地だっただけに、
まさに泥沼の中での戦争になっている。
泥なのか、血なのか、土なのか、肉なのか。
そんな中を、兵士たちは進軍していく。
あっけなく、唐突に人が死ぬ。
そんな中で、心が折れる兵士も多い。

そして、今回観ていて辛かったのは、
日本語が分かるところだ。。
Saving Private Ryanでは、敵の言葉は分からない。
字幕も入らない。
The Pacificでも、敵の言葉に字幕は入らない。
でも、言葉が分かる。
日本語だから分かる。。
たとえ、スラングであろうと、分かる。。

それが辛かった。

アメリカ人が主人公のドラマ。
主人公たちは、
「なぜ、日本軍が降伏しないのか?」が分からない。
「なぜ、自爆攻撃をしてくるのか?」が分からない。
とりつかれたかのように襲ってくる日本人の気持ちが、
主人公には分からないが、ボクには分かる。。
戦争の事を、そんなにたくさん知らないボクでも、
ドラマの主人公よりは、理解している。
それが辛かった。

クリント・イーストウッドの硫黄島の映画2本のギャップにも驚いたけれど、
The Pacificも驚いた。
観ていて辛いけれども、
同時に、このような映画をつくってくれて感謝もしたくなる。
そんな映画が、戦争映画だと思う。

かなりエグイ描写なので、
映像は、埋め込まず、リンクにします。
見たい方は↓から。。
http://www.youtube.com/watch?v=kKx56pXEQSg
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