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1日に2回、日記を更新するのは、どうかとも思うが。。
でも、これも導きと思いつつ、アップします。
なぜなら、「銃よりも無関心が私たちを殺す」なんて言葉を聞いてしまったら、黙っている訳にはいかない。。
スーダン・ダルフール危機に関する情報はこちら↓
http://wiki.fdiary.net/sudan/
ちゃんさんの日記を使わせて頂きます。。
以下、ちゃんさんの日記からの引用。。
ミッシェルさん(知らない人…笑)という人の
日記を転送します。ぜひ読んでネ☆
「後、10日で、世界が終わります。」
もし、あなたが、そう言われたとしたら、
あなたは、どうするだろうか。
ある人は、悲しみに打ちひしがれ
泣いて過ごすかもしれない。
しかし、ある人は、
残りの時間を、
おいしいものを食べたり、
家族や愛する人と
共に残りの時を過ごそうとするかもしれない。
まぁ、これを読むほとんどの人にとって、
これは、単なる空想に過ぎないことだろう。
しかし、
「後、10日で世界が終わる。」
今まさに、そう突きつけられている場所が、
この地球上にある。
アフリカ東部の国、スーダンのダルフール地方だ。
トップの左の写真の姉弟は、
4歳のニャ・アメッド(Nijah Ahmed)ちゃんと、
生後13ヶ月のニブラズ(Nibraz)くん。
お父さん、お母さん、お兄さん、親戚は、
村が、ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに襲われたとき、
みんな殺されるか連れて行かれてしまった。
真ん中の写真の笑顔でいるのは、
マグボウラ(Magboula)さんと、
彼女の娘、ナダ(Nada)ちゃんだ。
マグボウラさんの両親、夫は、
ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに殺された。
一番右の写真は、ザーラ(Zahra)さん。
彼女の夫と子供たちは、
ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに殺され、
ザーラさんと姉妹たちは、
ジャンジャウィードに連れて行かれ、
兵士たちにレイプされた。
そして、ザーラさん以外の姉妹は殺され、
兵士たちは、ザーラさんの足に、
永遠に傷が残るように印を付けた。
2002年に始まった
スーダン政府による
ダルフール地方の人々への虐殺によって
すでに
20万人とも40万人ともいわれる人々が
死んでいる。
男たちは殺され、
女たちはレイプされ、
やっぱり殺される。
残された子供たちも、
飢えや病気で死んでいく。
死者の70%は、
5歳以下の子供たちだ。
こんな状況に、
世界が何もしないはずはない。
そう、あなたは思うかもしれない。
実際、ダルフール地方で起きていることは、
現在の最悪の虐殺だと、
世界中で、非難の声が上がっている。
国際社会は、安定のために、
アフリカ諸国で平和維持部隊を結成し、
ダルフール地方へ兵士を派遣している。
しかし、
その数は7000人。
日本の1.5倍ほどもあるダルフール地方で、
7000人は、ほとんど無力だ。
その後も人々は殺され続けた。
また、国際社会の批判や注目を避けるために
スーダン政府が行っていることは、
この地方で活動しているNGOやジャーナリストの
殺害や拘禁。
その内部で行われていることの本当の姿は、
だれも知らない。
国際社会は、そんなスーダンの状況に、
新たに国連の平和維持軍を送ることにした。
その数2万人。
まだ、足りないかもしれないが、
これで、ダルフールの状況は改善されると期待されていた。
しかし、それに対し、
スーダン政府は、拒否を表明した。
そして、これ以上スーダンを非難するようなら、
すでに展開しているアフリカ連合の平和維持部隊
7000人も、
退去するように勧告してきた。
その期限は、今月末日。
後、10日だ。
後、10日で、
NGOもジャーナリストも
平和維持部隊も、
すべてこの場所から出て行かなければならないかもしれない。
残される人たちは、どうなるのだろうか。
この状況に、世界は何もできないでいる。
たとえ、世界中の目が、この場所からなくなっても、
「政府」と名の付く機関が、
それほどひどいことはしないだろう…
…と思うかもしれない。
しかし、このスーダンの政府は、
このダルフールの紛争が始まる前に、
スーダンの南部の人々を、
20年間にわたり200万人虐殺してきた。
戦闘機や戦闘ヘリコプターを使用して、
上空から村々を焼き払った。
後10日で、世界は、ダルフールの人々を
本当に見捨てるかもしれない。
「後、10日で、世界が終わります。」
そう、彼らに告げているようなものじゃないのか?
しかし、
その残された10日さえ、
ダルフールの人たちには、
おいしい食事も、
一緒に過ごす家族や愛する人も、
ただ安心して過ごす家も
もう奪われて残されていない。
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ダルフール関連
アムネスティ・インターナショナルのスーダンキャンペーンのページ(日本語)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=401
アムネスティ・インターナショナル 日本政府に手紙を書こう!
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=503
現在、日本の石油の2%ほどは、
スーダンからのものです。
そして、日本は、
スーダンにとって2番目の輸出相手国です。
ニューヨークタイムズの写真
http://www.nytimes.com/slideshow/
BBCのダルフールの虐殺の特集サイト
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/africa/2004/sudan/default.stm
SEND A UN PEACEKEEPERの署名
目標23000
http://amnesty.textdriven.com/home/index_darfur.php?lang=ing
UNICEF 緊急募金
https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.CommonControl?action=bokin
みなさんは、テレビのニュースをどれだけ信用していますか?
テレビも、この記事も、リンク先も、
クリティカルに読んで下さい。
書き方はいろいろですが、真実は一つです。
以前から部族間の争いが続いていたところへ、豊富な石油資源をめぐる国際的な利権が絡んで泥沼化の様相を呈しています。
国連も手をこまねいている訳ではなく、実行部隊派遣の動きに対して、「スーダン国内にジェノサイドは無い」から派遣は不要だとする中国の反対で、派遣もままならぬ情勢だと報道していました。
石油資源確保が至上命題の中国政府としては、現スーダン政府との契約を何としても守り抜く石油戦略の一環の現れでなのでしょう。
「とても心配だ」と、TVカメラの前で襲撃の恐れを語っていたあの人は、もういません。
私にできることは非常に限られていて、とても微力です。
それでも、大勢の人がこうした事実に眼を向け、決して忘れないことが時代の流れを作っていくのではないでしょうか。
政治を政治家の専売特許にしてはいけないのです。