219 王女なのだ。

ウルはラピュタ語で王。
トエルはまこと。
君は、ラピュタの正統なる王位継承者、リュシータ王女だ。

ここで初めて自分の出自を知ったシータは、
ここから、ラピュタと自分の繋がりを意識するようになります。
そしてやがて、本当のラピュタを知りたいと思うようになるのです。
それはもちっと先の話ですが。。

僕らもね。
意識すべきだと思うんです。
王子・王女であることを。
僕らの王国はどこにあるか？とか。
僕らの王はどんな方か？とか。。

シータは、一応、物語の主人公なのですが、
前半はあまりパッとしない。。
パズーに進行役を持っていかれるわけです。
しかし、
自分が王女であることを意識し始めたとき、
主役が交代します。
シータのリードで話が進みます。

そして、最後にラピュタの本当の姿を知り、
結末に向かうわけですが。。

自分の本当の姿を知ることができたなら、
自分の物語を作ることができます。
さあ、王女さま。王子さま。
旅の準備はできましたか？？

まだ？
40秒で支度しな～♪

天空の城ラピュタよりの随筆。。