サムライくりすちゃんを目指す、一クリスチャンのにっき
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427 日本人の強さか?神の弱さか?
ラジオ聴いてる。
ふと今朝思ったことがある。
ラジオから出てきた言葉。
「日本人は強いと思う。」
震災があって、
みんながとても苦しんで、
それでも復興に向けてがんばっている。
助けの手がいろいろなところから延べられて。
励ましあっている。
いい話だ。。
と思う。
テレビでも、日本の力を信じてるとメッセージを発信している。
日本人が一つになって動き出している。
みんなで乗り越えようとしている。
そんな折、一本の電話が教会にかかってくる。
質問がある。という口ぶりだったが、
明らかに教会批判がしたくて電話した雰囲気だ。
神がこの震災をおこしたのか?
何でもできる愛の神なら、なぜ震災などおこしたのか?
そう言いたげだった。
そんな文句言ってる暇があったら、
被災地に助けに行け。
そう言いたかったが、やめた。
クリスチャン新聞がたまたま部屋に置いてあったので見た。
被災地の教会からの証の記事があった。
教会員もバラバラになり、亡くなった方もいる。
建物もめちゃくちゃになり、呆然とする。
どうして?とも思うが、
それでも、ここに残っている人と共に教会を立て直そうと決めた牧師。
すると、不思議な様に助けの手が延べられ、
イースターの礼拝を迎えた。
いつもの礼拝出席の3倍を超える人が集まった。
神様の導きがそこにあった。
そういう記事だった。
この世の中で起きている出来事。
みんな自分の目で見て、
自分の心で判断して、
それが真理であるように納得している。
「震災が起きたのは神のせいで、復興が進んでいるのは日本人が強いから。」
そう考える人もいる。
「どうして震災が起きたのか分からないけれど、神も共にいて苦しみ、今も助けの手を延べ続けている。」
そう感じる人もいる。
同じ出来事を見ながら、こうも人間の目は自分勝手なのか。
と思う。
「真理とは何ですか?」
かつてそう質問したピラトは、混乱しきっていたのかもしれない。
つい最近までちやほやされていたユダヤ人のリーダーと思われた人物が、
同胞から「十字架にかけろ!」と訴えられている。
暴動が起こる寸前にまで高まっていた怒りの声と、
どうみても何の罪もない目の前のぼろぼろの男。
どうしてこの男に罪は無いと言いはるのは自分しかいないのか?
自分が間違っているのか?
真理とは何なのか?
事実を伝えるためには、大きな声を上げなくてはいけない。
しかし、声の大きな主張が真理だとは言えない。
そういう世界に生きている。
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